与論町ともしびグループ
- 田畑 香織
組織概要
設立年月日 | 平成2年8月 |
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正会員 | 32名(令和5年6月現在) |
所在地 | 与論町 |
活動内容
○設立の経緯、目的
平成2年に婦人会によって結成され、設立当初から行政と連携を図りながら、独居高齢者等の見守り活動を長年継続している。
現在は、男性も含め、年齢、職業に関係なく、町内で援護を必要とする高齢者や障害者の暮らし安全ネットワークづくりに興味・関心があり、活動意欲のある高校生・主婦・美容師・看護師・講師等の新たな活動員が、発展的に活動を継続している。
○主な活動内容
1.要援護者に対する声掛け及び安否確認
月に1回1時間ほど、各集落5~10名の要援護者の自宅を、2~3名ずつのチームで訪問し、声掛けと安否確認を行っている。
令和4年度からは、要援護者のニーズにあわせて柔軟に活動できるよう、「フリー活動員制」を導入し、活動員は担当地区を決めず、与論町のどこの地域でも訪問できるようになっている。
2.健康づくりや介護予防、在宅福祉サービス等に関する情報提供や相談・助言等
介護を必要としている方やデイケアサービスを検討している方がいる場合、地域包括支援センターでのサービスを紹介し、橋渡しを行うとともに、相談・助言、ニーズの把握及び掘り起こしなどの役割も担っている。
3.訪問対象世帯の支援を要する状況を新たに発見した際の民生委員や消防・町への情報共有
訪問世帯にて新たな支援を要する事態を発見した際は、消防隊員や行政機関等と情報を共有し、必要に応じて専門家や関係機関への連絡を行っている。
4.その他、同会の目的達成に必要な事業など
○今後の抱負や活動など
現在、見守りの対象者が増えており、今後さらに増加することが予想されている。そのような中で、活動の価値を考え、要援護者の状況変化を細かに行政に報告するなど、要援護者と行政を繋ぐ役割としての活動に今後も努めていきたいと考えている。