姶良市白金原自治会

  • 牧 悦朗

組織概要

設立年月日 1958年4月
正会員 500世帯(2022年7月現在)
所在地 姶良市平松

活動内容

○設立の経緯、目的
 1958年から、子どもたちの育成や高齢者、障がい者福祉の向上、ゴミ問題や環境問題の解決に向けて、行政では手の届かない地域に密着した活動を行い、地域づくりの担い手として重要な役割を担ってきている。
 自治会のスローガンは、「和みの心で故郷づくり」であり、「人や自然に和みの心をささげ、地域ぐるみで協働活動を推進し、健康で明るい白金原を創造する」ことを目標としている。

○主な活動内容
1.児童・少年の健全育成活動
・見守りボランティア
夏休み・冬休み・春休みを除き毎日登下校の見守りを実施している。また、「見守りボランティア」として45名が登録しており、自治会で「見守り活動の日」と設定している第二土曜日と第四月曜日だけでなく、散歩や買い物に出かけるときなど「見守り隊」の帽子を着用し、地域の見守り活動を行っている。

・夏祭り・秋祭り子どもみこしの見守り活動
 子どもたちを中心に地域住民でつくりあげる「夏祭り」や「秋祭り」では、子どもたちが、みこしを担ぎ地区を歩く際の見守りを行い、安全確保に努めている。また、ボランティアで子ども向けに射的や輪投げ等を開催するなど、地域を盛り上げている。

・赤い羽根共同募金活動
 11月に9か所で子どもと一緒に募金活動を行い、集めたお金は鹿児島県共同募金会へ募金している。鹿児島県共同募金会へ募金したお金の一部は、姶良市内の福祉活動に生かされている。

・きらきら子ども食堂(年間12回)の実施
 調理ボランティアを募集し、子ども食堂を第二土曜日と長期休業中に延べ12回実施している。コロナ禍では弁当を作り、令和4年11月末時点で102名の子どもの自宅等に届けている。

・卒業生や新入生の歓送迎会の開催
 毎年3月に、歓送迎会を開催し、ゲームや紙芝居などで子ども達を楽しませている。

・グラウンド・ゴルフ大会・祭りの開催
 グラウンド・ゴルフ大会や祭りを開催するほか、地域行事にも積極的に参加しており、結果として子どもと高齢者の交流にもつながっている。

・夏休み・冬休み工作教室の実施
 夏休みには、水鉄砲や竹トンボ、焼き板などの工作教室を、冬休みには、門松やクリスマスリースなどの工作教室を実施し、作り方を子ども達に教えている。

・ラジオ体操の見守りおよび健康づくり活動
 夏休みは、毎朝公民館と重富中学校の2か所でラジオ体操を実施、26名のボランティアを配置し、健康づくりと子どもたちの見守り活動も兼ねて実施している。また、終了後には、花壇へ散水を行っている。

2.高齢者支援活動
・訪問活動
 一人暮らしの高齢者を年に6回訪問し、台風や大雨時期には別途「戸締り」確認のための訪問を行っている。

・敬老の日「子どもメッセージ」配達
 敬老の日には、75歳以上の方を対象に、自治会長の「お祝いメッセージ」のほか、地域の子ども達からのお祝いの手紙、敬老記念品を届けている。

・公民館茶屋いきいきサロンの開催
2002年から、毎月第三土曜日に公民館茶屋「いきいきサロン」を実施し、講話やゲームなどを楽しんでおり、高齢者の憩いの場となっている。

3.地域づくり活動
・花壇の整備
公民館及び自治会内の花壇(計3か所)を管理し、年3回、花の植栽・草取りと清掃を実施している。

・清掃ボランティア活動
地域住民のふれあいと生活環境の整備を目的に、年に2回、姶良市内全域で実施される「姶らぶクリーン作戦」にも参加しており、午前7時から1時間、各会員の自宅周辺や生活道路、通学路などの草刈りや側溝の土あげ作業を行っている。

 その他にも、様々なボランティア活動等を通して、まちづくりに貢献している。

○今後の抱負や活動など
 今後も引き続き、会員一人ひとりが人や自然に思いやりのこころをささげ、お互いに手を取り合い、地域の持つ魅力や地域資源を活かしながら、生活環境、防犯・防災、青少年の健全育成、福祉、健康、文化・スポーツなどの活動を「和みの心」で推進していきたいと考えている。

ミニ門松づくりの様子

餅つき大会の様子

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