下平川老人クラブ
- 沖 良子
組織概要
設立年月日 | 1971年12月 |
---|---|
正会員 | 31名 |
所在地 | 大島郡知名町大字下平川 |
活動内容
○設立の経緯、目的
1971年、地域のみんなで助け合い、困ったときに相談できる場を作ろうとの趣旨で設立された。小さい地域だからこそ、お互いの絆・信頼関係を築き、家にひきこもることなく、みんなで楽しく活動することを目的としている。
○主な活動内容
1.環境美化・清掃・環境保護活動
「ふるさとの道サポーター」として県道沿いにある緑地帯(3ヵ所)を管理し、1年を通して、町花のハイビスカス・永良部百合の花・バラ等を楽しめるように、様々な花木を植栽し、老人クラブ会員で草取りや剪定等を行っている。また、年に2回、6月と12月には、下平川字民と協力して下平川字内一斉清掃を実施している。
2.地域の行事への参加
・毎週火曜日はリハビリの日としており、第1・第3火曜日は、地域包括支援センターの「いきいき教室」に参加している。また、第2・第4火曜日は、なるべく筋力をつけようとのことで、下平川字の福祉施設が開催する貯金運動教室に参加しており、水分補給をしながらのコミュニケーションを非常に楽しみにしている。
3.世代間の交流
・2021年より知名町下平川字育成会(小学生・中学生)との交流「ゆしきゃる」を開始した。新型コロナウイルスの影響もあり、年に4回の開催としている。「ゆしきゃる」では、老人クラブ会員が講師となって、コマ回しなどの昔の遊び、芋餅・地豆豆腐などの伝統料理、鉛筆立てなどの工作を子供たちに教えている。
・コロナ禍の前は、地域の小学校の運動会の競技「宝釣り」に参加し、交流を楽しんでいた。
・下平川字には、鹿児島湧水100選の中の2か所があり、夏になると子供たちが浮き輪で泳いだり、グッピーを取ったりして遊ぶため、夏休み前には、協力して川の清掃を行っている。
4.会員各自の質の向上(勉強)
・定例会等、集まる際には、音楽、笛に合わせて、民謡を唄ったり、簡単な手話に挑戦したりしている。また、和田秀樹著「80歳の壁」(幻冬舎新書)を回し読みし、それぞれの感想を伝えあっている。
・各自で興味のある公民館講座の、「歌って若返り」や「島ムニ(方言)サロン」に参加し、オンライン受講についても積極的に取り組んでいる。
・「島ムニ(方言)」に関心のある他字の住人と一緒に脚本を考え、小学校・中学校・老人クラブの定例会等で、15分程度の島ムニの寸劇を行っている。
○今後の抱負や活動など
今後も、「地域みんなで、子ども達を育てよう」という気持ちで交流、島の文化を伝承していくとともに、地域の講座、行事等に積極的に参加していきたい。また、会員みんなが健康で助け合い、生き生きと、活動を通して楽しい日々を送ることができるよう、新たな活動にも挑戦していきたいと考えている。