西陵千寿会

  • 藤野 徹

組織概要

設立年月日 1986年4月
正会員 37名(令和4年11月現在)
所在地 鹿児島市西陵

活動内容

○設立の経緯、目的
 1986年、老人クラブ「東寿会」から分離独立し、健康増進活動や、友愛活動、社会奉仕活動に加え、主にグラウンドゴルフを行う会員で設立された。同年、鹿児島市高齢者クラブ連合会に加入、2008年には鹿児島市社会福祉協議会ボランティアセンターに登録し、様々な活動を通して地域に貢献している。

○主な活動内容
1.健康づくり活動
  週に3回(月・水・金)の朝2時間程度、グラウンドゴルフを行っている。ホールインワン賞のほか、月毎にスコアを集計し、予定日数の6割以上の出席者を対象に、打数の平均値を出し、最小打数の会員には「スコアの部」月間賞を与えている。
「スコアの部」月間賞の受賞者には次の月から3ポイントのハンディを付与することで、1人でも多くの会員に月間賞受賞の機会を与え、希望を持たせるように工夫している。
また、ホールインワンを1ラウンドで3回達成した会員にはダイヤモンド賞を贈呈するなど、目標を持って楽しみながら真剣に取り組み、競技力向上にもつながるようにしている。

2.清掃活動
  週に1回、地元の公園と周辺道路の清掃を行うなど、美化活動に努めている。

3.世代間交流
  地元の子供たちとの交流を定期的に行っている。
  児童クラブに出向き、七夕には七夕飾りの作り方を教えながら一緒に作成している。コロナ禍以前は、子供たちと共に会食をしながら、会員は、自分たちの子供の頃の生活や遊びについての話、子供たちは、今後の生き方や希望・夢について発表するなどの交流を行っていた。

4.生涯学習
  理学療法士による実技及び講話や、救急法・人権問題の勉強会など幅広く、年2回の研修会を実施、また、年2・3回の研修視察を行うなど生涯学習活動にも取り組んでいる。
 毎年、友愛活動として社会福祉施設を訪問し交流を深め喜ばれていたが、ここ3年間はコロナ禍のためできていない。
  また、西陵千寿会には様々な有志の会があり、中でもスコップと栓抜きを使用して音を奏でる「すこっぷ三味線」のグループは、鹿児島市の町内会や校区の夏祭り・文化祭、鹿児島県年金協会の「会員のつどい」などに招かれ、演奏を披露し、観客に非常に喜ばれている。
  さらに、絵手紙グループは、毎年、鹿児島中央駅地下通路(ツバメロード)に作品を2・3週間展示し、市民の目を楽しませている。

  さらに、2006年から始まった、交通事故防止の取り組みとして鹿児島県交通安全協会が主催する「高齢者交通安全自転車競技大会」に出場、5人1チームで学科試験と実技試験に臨み、例年上位入賞を果たしてきた。また、鹿児島県交通安全協会、鹿児島県警察等が共催している「セーフティ・チャレンジ交通安全コンテスト」高齢者ドライバー部門にも2011年頃から参加し、無事故・無違反の安全運転に努めている。さらに、年に1回、交通安全教室も実施している。

  活動が評価され、様々な表彰を受けている。主な受賞歴として、2017年・2018年には、鹿児島市社会福祉協議会ボランティアセンターより「鹿児島県社会福祉協議会長表彰」と「鹿児島県知事表彰」を、2020年には、鹿児島県老人クラブ連合会より「優良団体表彰」を、2021年には全国老人クラブ連合会より「活動賞」を受賞している。

○今後の抱負や活動など
今後も健康に気を付けて、お互いが気持ちよく、楽しく充実した日々を送り、地域の中で愛され、必要とされ輝いている高齢者クラブを目指していきたい。

児童クラブでの七夕飾り作り

施設でのすこっぷ三味線披露

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