コールのだ

  • 末吉 睦子

組織概要

設立年月日 1995年4月
正会員 28名(2023年1月現在)
所在地 出水市野田町

活動内容

○設立の経緯、目的
 団体の代表者である末吉睦子氏は、横浜市在住の時にピアノの講師や、中学校のPTAコーラスでの歌唱等の音楽活動を行っていた。
 1991年に横浜市から郷里である旧野田町にUターンしたあとも、音楽活動を継続できないかと模索していたところ、もともと地元にあった合唱グループに所属していたが、自然消滅したため歌う場所を探しているという13名の方々と出会い、1994年に、自宅で歌の教室を開いた。
 1995年には、旧野田町の生涯学習講座が開校したので、全員で参加し、自らが講師となり受講生の指導を行った。
 全10回の生涯学習講座終了後も活動を続けていきたいという声が多数あがったため、この参加者をメンバーにして「コールのだ」を立ち上げ、以降、現在まで自ら代表として音楽活動を行っている。

○主な活動内容
1 地域の音楽イベント等への出演
 ① 北薩合唱連盟北薩合唱祭
 
 ・年に1回、出水市(旧出水市地区)・出水市野田町・出水市高野尾町・阿久根市・長島町の5地区で構成される北薩合唱連盟の「北薩合唱祭」にて歌声を披露している。
 ・5年に1回の記念公演では、ベートーヴェン作曲「交響曲第9番歓喜の歌」を、「北薩シンフォニックバンド」の演奏で、ほかのコーラスグループとともに総勢約120名で披露している。
同合唱祭は、5地区が持ち回りで準備を行っており、出水市野田町が担当の際は、「コールのだ」が準備を進めている。
 ② 野田町の文化祭
 ・年に1回、出水市で地区ごとに開催される文化祭に出演している。
 ③ 出水音楽祭
 ・年に1回、出水音楽祭実行委員会主催の出水市自主文化事業「出水音楽祭」に出演している。
 ④ 野田郷駅前広場コンサート
 ・2022年10月まで、毎年1回開催されていた「ネットワークGOGO野田郷」が主催する野田郷駅前コンサートに出演していた。
 ⑤ 出水市高齢者大学全体学習会
 ・出水市が65歳以上の市民を対象として実施する出水市高齢者大学の全体学習会では,音楽鑑賞会として「楽しく歌いましょう 身体も心もリフレッシュ」という演題で全18曲を披露した。
 ⑥「居残り鶴~あかね雲に寄せて」歌唱
 ・出水市音楽研究会(主宰 大川内國雄氏)主催のコンサートにて、同会メンバーが、鳥インフルエンザにより越冬中のツルや基幹産業である養鶏に甚大な被害を受けた故郷を元気づけようと作った応援歌「居残り鶴~あかね雲に寄せて(作詞:岩井孝治 氏 作曲:大川内國雄 氏)」を、曽於市在住の声楽家・小原久美子氏とともに披露した。
 ・歌唱したCDは、出水市ツル博物館クレインパークいずみにて、期間限定で公開された。

2 福祉施設訪問
  ボランティアで、老人ホームや福祉施設を訪問、歌を披露し、利用者の方々に非常に喜ばれている。

3 コンサートの開催
  25周年のコンサートはコロナ禍のためできなかったが、単独コンサートを10周年から5年ごとに現在までで3回開催している。

○今後の抱負や活動など
 音楽的な文化を多くの人に観て、聴いてもらうため、遠方に足を運べない方のためにも、地元の野田での活動も大切にしていきたい。また、コロナ禍が落ち着いたら、周年の単独コンサートを復活させたいと考えている。

結成20周年コンサート

福祉施設での歌声披露

ページのトップへ

Copyright (C) 2011 Planning Division,Kagoshima Prefecture. All Rights Reserved.