田崎鶴亀会
- 今吉 成史
組織概要
設立年月日 | 平成26年4月 設立 |
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正会員 | 96名(令和3年4月現在) |
所在地 | 薩摩川内市田崎町 |
活動内容
○設立の経緯、目的
田崎は人口増加地帯であるが、住民同士の交流の場が少なく、高齢者の孤立が懸念される状況にあった。そこで、田崎自治会は、平成23年に新しい公民館ができたことを機に“サロン”を開設し、高齢者福祉対策に乗り出した。
また、長い歴史があったものの、当時解散状態にあった田崎の老人クラブ『鶴亀会』についても、再発足を期待する声があがったことから、田崎の高齢者福祉対策をさらに充実させようと、平成26年度に『鶴亀会』を再発足することとなった。
『鶴亀会』では、田崎の高齢者が誰でも参加しやすく、また、参加したいと思えるクラブを目指して
①気楽に参加できるよう固定的な会員制度をとらない。
②自分の好きな活動、やりたい活動に参加し、人に参加を強要しない。
③多くの人が参加できるよう、様々な活動・行事を開設する
の考えを基に活動を行っている。
○主な活動内容
⑴ 元気を守り、楽しさや生きがいを求める活動
以下のように、誰でも気軽に参加できる交流の場を多く設けている。
・鶴亀サロン(毎週木曜日)
健康体操や「ピンポン」、「スカットボール」を中心に、映画教室や脳トレ・ゲームなどを行ってい
る。
なお、サロンでは、月に1回、100円の食材費を徴収し、男性陣を中心にカレーライスをつくる
「昼食会」を実施している。(4~5月は毎回実施)
・市保健センターの保健師を招いて血圧測定、検温、健康講話や警察署員による防犯教室・交通安全教
室の実施
・手芸教室(毎月第4水曜日)
・グラウンドゴルフ(毎週火・金曜日)
・バス研修旅行(福祉バスが予約できたら年4回)
⑵ 地域の結びつきをつくり、健康を守る活動
・4つの地域でラジオ体操を行っているが、ラジオ体操にあわせて、欠席した会員や、地域の一人暮
らしの方を訪問し安否確認をしたり、ラジオ体操の行き帰りにゴミ拾いや植え込みの草むしりを行っ
たりする「チョットしたボランティア」を行っている。
⑶ 社会参加や地域貢献を目指す活動
・薩摩川内市からの助成を受け、5つの花壇で花を育てている。花の植え替えや除草作業は、それぞれ
最寄りの地区の会員が行っているが、作業量が多いときは、会員全員に呼びかけて実施している。
⑷ 地区行事への参加
・毎年7月末に開催される「田崎夏祭り」に「焼きそば」などの屋台を出店している。
・毎年12月末には、自治会と田友会(青壮年部)が実施する「ミニ門松づくり」に参加し、昼食には
カレーライスなどを提供している。
・毎年秋に開催される地区コミュニティ協議会主催の「生涯学習フェア市民交流広場」に、自治会とと
もに、カレーライスとジャンボ餅風「鶴亀団子」を出店している。
⑸ 見守り・生活支援に関する活動
・朝の登校見守りとして、会員5名が要所に立って、子ども達にあいさつ・声かけを行っている。
・毎年、自治会役員・民生委員・すこやか支援アドバイザーと一緒に、要見守り者の居所や緊急連絡先
等を地図に書き込み、支援対策を話し合っている。
・ゴミ出しが困難な家庭のゴミ出し支援を行っている。
○今後の抱負や活動など
⑴ 今後も、「地区内の高齢者をだれ一人ひとりぼっちにさせない」を目標に、未参加者の参加を促す
ための魅力ある活動を更に増やしていきたいと考えている。
⑵ PTA等と連携して、若い世代に伝統文化・伝統食を伝えていく必要があり、そのための活動を行
っていきたいと考えている。