岩本 秋光
個人概要
住所:曽於市末吉町
活動内容
○活動の経緯
昭和50年代前半、広島県福山市に居住していた時、有吉佐和子著『複合汚染』(昭和50年4月出版)
を読み、農薬化学物質による自然環境への汚染により、将来人類や地球にとって最悪の事態が発生す
るだろうという予言書のような内容に強いショックと将来への不安を抱いた。その後、昭和55年、妻
の実家のある曽於市へ、義父母の介護を考え、福山市から移住した。
平成22年頃から農薬・化学肥料を使用しない野菜づくりを本格的に始める。
平成28年から教育委員会より農業講座の開講依頼を受け、曽於市総合大学で農業の講座を始める。
○主な活動内容
① 「あんしん元気野菜塾」の運営
平成27年から、農薬・化学肥料を使用しない、酵素と微生物を発酵させた自家製肥料による安
心して食べることのできる野菜づくりと食育の塾を妻と二人で運営している。
② 曽於市総合大学での農業講座「あんしん・元気やさい栽培」
平成28年から開講し、現在まで75名が受講。講座終了後も、25名の修了生が継続して、「あんし
ん元気野菜塾」の塾生として農業実習をしている。
③ 地元農産物の加工研究会や介護用の栄養補助食品作り等、健康増進のための健康食品作りの活動も行
っている。
④ 曽於市観光センターへの協力(農業関係)
毎年7月から8月に約4回、曽於市観光センターが実施している「曽於市おいしいもの巡りツアー」
で、自営の農園にツアー客を招き入れ、ゴーヤの収穫体験を引き受けている。
⑤ 子ども食堂への野菜の提供
農薬・化学肥料を使用せず、自然に優しい酵素と微生物の肥料で育てた野菜を子ども食堂に提供し
ている。
また、あんしん元気野菜塾の塾生数名がボランティアとして、子ども食堂に野菜を持参し調理等を
行っている。
○今後の抱負や活動など
「医食同源」「食は命なり」の言葉をモットーに農業に取り組んでいる。80歳まで健康で元気に生
き、現役で少しでも世の中のお役に立ち、楽しく人生を過ごすことを人生訓としている。「あんしん
元気野菜塾」の継続、農学と食育、郷土料理の継承と地元農産物の新しい加工方法の研究、園芸農業
者の人手不足時の作業応援、子ども食堂への野菜提供等、元気である限り継続していきたい。皆様が
元気に楽しく生涯を過ごすことを何より願って活動を行っていく。