宇都 文昭
個人概要
住所:南さつま市
活動内容
○活動の経緯
天体に興味を持ったのは、昭和37年の中学2年生の頃で、父に買って貰った望遠鏡で星を観測した
ことが始まりである。加世田高校から熊本大学を経て、昭和46年に奈良県の医療機関に就職した後も
天体への興味・関心は衰えず、平成7年に小惑星を発見したことを機に、平成8年に加世田サイエンス
クラブに入会した。
40代前半から後半までの7年間、奈良県吉野山に土地を借り、自前の望遠鏡を設置し天体を観測し
た。7年間の間、50個近い小惑星を発見し、新しい小惑星として国際天文学連合(IAU)から認定され
たのは22個、そのうち4個の小惑星には自身にゆかりのある名前を付けた。(平成7年に発見した小惑
星(NARA)等)
平成28年、亡き妻の希望であった、南さつま市に「コリノ天文台」を寄贈した。
平成30年、奈良県から鹿児島県へUターンしたことをきっかけに、コリノ天文台の運用を加世田サイ
エンスクラブのメンバーと一緒に行っている。
○主な活動内容
加世田サイエンスクラブのメンバーとしてコリノ天文台の運営を行い、下記の活動に携わっている。
①月2回の定期観測会
様々な天文現象に合わせて年次計画を立て、定期観測会を開催している。
定期観測会の開催日等は「コリノ天文台」のホームページ上で事前に告知している。
②依頼を受けて行う観測会
小中学校や保護者からの依頼を受けて、不定期な観測会を開催している。
③その他の観測会
加世田サイエンスクラブのメンバーとして望遠鏡を持ち寄り、小中学校の校庭や天文台の近く
にある鹿児島県立南薩少年自然の家の敷地内で観測会を行っている。
○今後の抱負や活動など
観測会に多くの子ども達や地域の人達に参加してもらい、天体や宇宙に興味を持ってもらえたらと
思っている。そして将来、観測会に参加した子ども達の中から、天文学者や宇宙飛行士になる人が現
れたら望外の喜びである。この活動をいつまでも続けたいと考えている。
南さつま市コリノ天文台ホームページhttp://korino-ov.jugem.jp/?pid=1