講演・セミナー

2021.05.21
タイトル 「黎明館講演会 利休の茶」を開催します
日時 令和3年7月10日(土)
〈開場〉13:00~
〈時間〉13:30~15:00
場所 鹿児島県歴史・美術センター黎明館2階 講堂
(鹿児島市城山町7‐2)
内容

○内容
 千利休(1522-91)は、「侘び茶」の完成者として知られ、織田信長・
 豊臣秀吉の時代には、多くの大名にも影響力を持った。薩摩におい
 ては、秀吉の九州平定を経て、島津義久・島津義弘らが侘び茶と出
 会い、なかでも義弘は利休の弟子となり、のちに薩摩焼の茶陶づく
 りに力を注ぐ。利休には二人の息子がいた。長男の道安と後妻宗恩
 の連れ子少庵である。四畳半以下の小間の茶席を創建したのは利休
 であるが、そこに備わる突上げ窓を考案したのは道安だと伝えられ
 ている。あるとき、少庵が二つの突上げ窓の茶席を建てると、利休
 は「面白くない」といって一つを閉じさせた。しかし、のちに利休は
 二つの突上げ窓のある茶席を建てる。利休はその理由を「茶の世界
 にあっては親も子もない。私が二つの突上げ窓を開けたかったからで
 ある。」と答えている。利休とは、茶の湯の趣向に関してこれほどに
 厳しい人物である。島津義弘らも傾倒した利休の茶の真髄に迫って
 みたい。

○講師
 筒井 紘一 氏(茶道資料館顧問・茶道研究家)

○対象者
 どなたでもご参加いただけます。

○受講料
  無料

○定員
 125名(応募者多数の場合は抽選)
 なお、定員を変更する場合があります。

○応募方法
 ※要往復はがき申込
 郵便往復ハガキ(126 円・私製を除く)に、下記リンクを参照の上、
 お申し込みください。同一住所の方に限り、1通につき2名様まで
 お申込み可能です。
 また、新型コロナウイルス感染症対策として、1 人 1 人の間隔
 を広く取るため、前後左右の座席はご利用になれません。未就学
 のお子様の同伴はご遠慮ください。
 感染拡大の状況によっては、中止のお知らせを返信用はがきで連絡
 することがあります。また、県外在住の方の応募をお断りすること
 があります。最新の状況をホームページにてご確認ください。

○応募期間
 令和3年6月8日(火)~6月23日(水)(消印有効)
 ※2月までに申込みを済まされた方は改めて申込む
 必要はありません。

○応募結果のお知らせ
 ①返信用ハガキにてお知らせします。令和3年7月3日(土)までに通知
 がない場合、黎明館学芸課(099-222-5396)までお問い合わせ
 ください。
 ② 都合により聴講できなくなった場合も、同様にご連絡ください。

○講座当日
 ① 「入場整理券」と記載のある返信用ハガキをお持ちの上、2階の講堂に
 お越しください。
 ② 応募数が定員に満たない場合、空席を対象に先着順で受け付ける場合が
 あります。
 ③ 新型コロナウイルス感染症対策として、全席指定席といたします。また、
 氏名・住所・電話番号等の個人情報は、必要に応じて保健所等の公的機関
 へ提供する場合がございます。予めご承知おきください。
 ④ 皆様が安心して受講できますよう、マスクの着用・手指の消毒等にご協
 力ください。
 ※ 新型コロナウイルス感染症の流行状況により、変更・中止になる場合が
 あります。

問合せ先 鹿児島県歴史・美術センター黎明館
〒892-0853
鹿児島市城山町7‐2
TEL:099-222-5396   
FAX:099-222-5143
E-mail:reimei@pref.kagoshima.lg.jp
詳細はこちら

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