○内容
　南北朝時代に相州家と奥州家に分裂した島津家は，当初協力して九州探題･今川了俊および反島津国人一揆勢に対抗しますが，了俊の九州探題解任後，相州家伊久と奥州家元久の代になると両者の関係が悪化し，抗争を繰り広げることになります。結果，奥州家元久が薩摩・大隅・日向の三ヵ国守護職を手にし，島津惣領家の地位を相州家から奪います。しかしその後も，元久と弟･豊久の関係悪化や，さらに島津家分出の有力国人･伊集院氏との抗争が勃発するなど，なかなか南九州の政治状況は安定しません。今回は相州・奥州両島津家の抗争から奥州家久豊の三カ国守護職安堵までの政治状況を中心に，戦国時代前夜までの南九州の様子をお話します。

○講師
　吉村 晃一　調査史料室学芸専門員

○対象
　どなたでもご参加いただけます。

○受講料
　無料

○定員
　６０名(自由席/応募者多数の場合は抽選)

○応募期間
　令和６年１１月７日（木）～令和６年１１月２１日（木）（往復ハガキでの申込みは，消印有効）　

○応募方法
　電子申請，往復ハガキ(170円) （いずれかをお選びください。）
　■電子申請でのお申し込み
　　申込期間内に,下記問合せ先の学芸講座の参加申込ページにアクセスしてお申し込みください。また,黎明館ホームページの「講座・講演会」ページからもアクセスできます。申込フォームに氏名や住所など,必要な情報を入力してください。お申し込みが完了しましたら,確認メールが自動配信されます。
　■郵便往復はがきでのお申し込み
　　郵便往復はがき（170円・私製を除く）に下記問合せ先の記入例のとおりご記入の上,お申し込みください。　

○応募結果のお知らせ
　①応募者多数の場合は抽選になります。返信用はがきもしくはメールにてお知らせします。１２月４日（水）までに通知がない場合,下記の問合せ先にご連絡ください。
　②都合により聴講できなくなった場合も,同様にご連絡ください。

○講座当日
　①「入場整理券」と記載のある返信用はがきをお持ちの上，３階の講座室にお越しください。
　②座席は全席自由席とします。
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