種子島の語り部「ぢろ(囲炉裏)」の会
- 鮫島 京子
組織概要
設立年月日 | 平成19年9月 |
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正会員 | 5人:(平成25年2月現在) |
所在地 | 西之表市西之表7724番地 |
活動内容
○設立の経緯、目的
種子島には多くの民話があり、「種子島の民話集」も発行されている。
しかし、近年、民話を語れる高齢者も極めて少なくなった。
そこで、有志による市民が種子島の大事な方言を伝え、残したい、それと同時に島に残る沢山の民謡を伝えたいという思いで「種子島の語り部ぢろ(囲炉裏)の会」を設立した。
地域の伝統的な文化の風化が急速に進んでいる中で、自分を育んでくれた種子島の伝統的な歴史や文化を学ばせ、体験させることで、ふるさとへの誇りと自信を持たせ、次代を担う有益な青少年を育成するための一助として活動を行っている。
○主な活動内容
島の宝である民話や方言、古くから伝わる行事などを再現し、少しでも子供たちや若いお母さんたちに伝えたいという思いから、この「ぢろの会-種子島伝統文化こども教室(5月~3月までの毎月第1土曜日開催)」を始めている。
※対象は小学生、年間を通しての活動だが、途中参加も可。
開催場所:種子島開発総合センター
活動例
5月:端午の節句について・春の昔遊び(新聞紙でカブトや紙てっぽうづくり、草笛)
6月:種子島の民話を語る・昔遊び(草笛)
7月:種子島の民話を語る・昔のおもちゃづくり(サンゴで風鈴をつくろう)
8月:種子島の民話を語る・貝細工をつくろう
9月:種子島の民話を語る・「お盆」、「戦争」について
10月:種子島の民話を語る・秋の昔遊び
11月:古代食体験!「椎の実クッキー」づくり
12月:「クリスマスツリー」の製作
1月:正月行事「コノミヤジョウ」について・七草粥づくり
2月:種子島の民話を語る・「節分」について
3月:種子島の民話を語る・「ひな祭り」について・お別れ会
・福祉施設、学校での種子島の民話の語り教室
○今後の抱負や活動など
こども教室だけに留まらず、学校や老人ホームなどの福祉施設に積極的に出張し、広く届ける活動をさらに充実させたい。