名水のむらジッキョ，自立・創造委員会（ファングル塾）

• 朝戸　武勝

組織概要

活動内容

○　設立の経緯
　　奉仕活動への参加者が少なくなったことや、少子化の進行により子どもたちが急激に減り、いーたば（結い）の心の希薄化が懸念される現状を踏まえ、孫たちの時代にも良好な環境・習慣（自然・文化・伝統・人々のきずな）を残し、元気と輝きのある、生き生きとした地域を作りたい！という思いから発足。

○　主な活動内容
　活動５本の柱
　Ⅰ．「ファングル塾の館」経営
　　■高齢者の「たまり場」の経営（毎週火曜開催）
　　　笑顔・笑い・愉快に語らう集いの場所として、自由に誰もが参加可能。
　　■「夏休み子ども道場」の開設（夏休み期間）
　　　夏休み期間中、子供会のための宿題の手伝いを実施。職業観を早くから身につけて欲しいとの思い
　　　から、合間には、地域の高齢者や職種別の先輩達を講師に、職業経験や歴史伝統の話などを聞く時
　　　間を設けている。（２８年度から冬休みも実施予定）
　　■その他
　　　・島内外からの研修生（鹿児島大学の学生など）受け入れ
　　　・塾生を対象とした勉強会（月１回）
　　　・沖永良部シンポジウムの共同開催
　　　・知名町指定文化財「ジッキョの獅子舞い」の保存・継承
　Ⅱ．やさい市の開催
　　毎週水曜日開催（出品者は、女性の高齢者が主）。やさい市の開催が農家の方々の励みとなり、地域
　　の活性化に貢献している。
　Ⅲ．絶滅危惧種トーギョの保護・増殖事業
　　絶滅危惧種の保護のみならず、水生動物達と子ども達が生き生きと目を輝かして交流できるような環
　　境づくりの一環として、絶滅危惧種１－Ａ指定の淡水魚であるトーギョ（タイワンキンギョ）の保護
　　増殖活動を実施している。
　Ⅳ．ジッキョ丸ごと散策ツアーの実施
　　地域興しの新たな手立てとして、知名町指定文化財の「ジッキョの獅子舞い」・平成の名水「ジッキ
　　ョヌホー」・ドーギョの里を巡る散策コースを設定し、有料観光ガイドを実施している。
　Ⅴ．元気・環境部活動
　　子どもたちが水に入らない１１月以降、平成の名水「ジッキョヌホー」に青のりが繁茂するため、清
　　掃活動による環境保全活動をしている。

○　今後の抱負や活動など
　　「できることを・できるひとが・できるときに」をモットーに、地域を元気にし、地域住民の伝統と
　　歴史、絆の強さを孫たちの時代に引き継ぎ、住みやすい集落を目指す。

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