王子町第一・第二高齢者クラブ
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第一会長 中村 昭治
第二会長 井手 次男
組織概要
設立年月日 | 昭和38年9月 設立 |
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正会員 | 第一:73名 第二:85名(平成28年1月現在) |
所在地 | 鹿屋市王子町 |
活動内容
○ 設立の経緯
鹿屋市街地の北側で、国道220号線(バイパス)、国道269号線、国道504号線に囲まれた場所で、古くからの街並みと、新興住宅団地の混在する集落位置する王子町第一・第二高齢者クラブ。このような地理的条件を考慮し、第一・第二親老会として設立。その後、平成20年に現在のクラブ名に改名し活動している。活動はほとんど合同で行っている。
○ 主な活動内容
①会員による未加入者への声かけ
ここ数年、会員の自然減少、新規の加入者がいない状態が続いていた。クラブ存続の危機が危ぶまれるという認識のもと、クラブ結成50周年を迎えた平成26年2月頃、会員28名が話し合い結束し、町内の高齢者全員に声かけすることを決めた。早々に市連合会のチラシと手作りチラシを持って町内の該当者の住む各家庭を訪問し、クラブ加入の声かけを行った。その結果、両クラブで40名の会員増となった。
②会員みんなで「そば」「にしめ」もてなし事業
会員同士親睦と緩和を図るため、町内の遊休畑を借り上げ、「そば」の栽培・収穫をし、公民館での「そば」打ち試食会(99名参加)や「煮しめ」づくりにも挑戦し試食会(101名参加)を実施。
参加できなった在宅会員への宅配も行い、交流の輪が深まった。
③グラウンド・ゴルフを通じて仲間づくり・健康づくり・延ばそう健康寿命を
町内のグラウンドにて、お盆・正月以外は毎日行っている。会員30数名が参加して、初心者もベテランも一緒になって歓声を上げ、和気あいあいでプレーを楽しんでいる。休憩時間には、皆で持ち寄った手作りの漬物などで、塩分・水分補給をしながら、世間話に花を咲かせている。
会員の会話の中で、「高齢者でも、障害があっても、誰でも直ぐにできる素晴らしいスポーツに出会えて本当に感謝・感謝」という会話が出るように、まさしく毎日のグラウンド・ゴルフで健康寿命が延ばす原動力になっている。
○ 今後の抱負や活動など
超高齢化時代を迎えこれからの人生はまだまだ永いです。その永い人生をいかにして生涯現役(心も体も健康で明るく過ごせるか)で健康寿命を長く保てるかが高齢者の今日の課題だと思います。
現実は、元気な人、まだ働ける人、なんでもやれる人、が活動の中心になっています。在宅で足腰の弱い人、介護支援を受けながら中には認知症の方もいらっしゃいます。決して弱い人をないがしろにしていません。いずれ我が身に降り注がれるところです。今後も、多くの会員みんなが楽しく参加できる行事を計画し進めてまいります。